格安SIMのスピードテストの記事は数多くありますが、その計測環境はまちまちでアプリも異なれば通信サーバーも異なるためイマイチ信用に欠けるものが多いです。
そこで格安SIM専用と称したスピードテストサイトを作りました。測定専用の通信サーバーは国内でよりリアルな測定ができるようになっています。
http://speedtest.bmemo.pw 【Bmemo SpeedTest】
リンク先の【今すぐ測定】ボタンをタップするか http://speedtest.bmemo.pw/load/ にアクセスすることで測定ができるようになります。
もくじ
特徴
- 他のスピードテストと比べて転送量が少ないため、低容量プランをお使いの方でも安心して測定できるようになっています。
- WEBからアクセス可能。アプリインストールは必要ありません。
- プランの簡易検索も可能。必要な機能に応じて絞り込み検索などにも対応。
測定結果の見かた
測定を終えると以下の画面になります。
①…500KBと1000KBのデータ転送速度で速いほうが表に記載されます
②…MbpsではなくMB/s表記の値です。
③…接続確認のファイルも含めた全測定の転送量です。固定です。
④…転送にかかった時間です。
⑤…格安SIM専用と言いつつも、PCから測定できます。MVNOからアクセスした場合はここにMVNOのホスト省略名が出ます。PC等で測定した場合は「Undifined」となります
⑥…測定結果のグラフです。個別の測定結果が見れます
⑦…Twitterにシェアできます。自分の測定結果をタイムラインに流したいときにご使用ください
⑧…もう一度測定するかホームに戻るか選択できます。
プラン検索の仕方
検索はここからできます。
http://speedtest.bmemo.pw/search/
検索画面はこんな感じです。左のオプションから絞り込むことができます。
価格フィルタ
価格で絞り込むことができます。SMSなどオプションを含めない価格で検索します。【~¥2,000】と選択した場合は「1000~2000円」の範囲で検索します。
「2000円以下」すべてを検索したい場合は【¥0~から検索】ボタンをオンにしてください。【¥0~から検索】ボタンをオンにすると【¥3,001~】ボタンが無効になります。
通信容量フィルタ
月ごと または日ごとに通信可能な容量で検索します。7GB以上は一番下の【7GB~】を選択してください。
タイプ別フィルタ
通信容量が月ごとに管理されるものは【月】を日ごとには【日】を選択してください。容量無制限タイプは【無制限】を選択してください。
【無制限】を選択すると「容量フィルタ」は無効になります。
メールアドレス付与の有無
メールアドレスを付与してくれるプランだけに絞り込むことができます。格安SIMにすると、当然キャリアメール(◯◯@docomo.ne.jp, ◯◯@ezweb.ne.jpなど)は使えないため、別途メールアドレスを使用する必要があります。メールアドレスを取得して使用することができるプランのみ見たい場合に有効です。
ただし、メールアドレス取得に追加料金があったり、プロバイダの会員料金に含まれる場合がありますので、これらを確認する場合はプランごとの詳細ページでご確認ください。
ほとんどはプロバイダ会員のサービス料金に含まれます。(光回線など)そのプロバイダに加入していない場合は、プロバイダ料金が数百円ほどかかります。
ネットワークのタイプ
格安SIMの多くはドコモのネットワークを使用していますが、au KDDIネットワークを使用したものもあります。どちらかに絞り込みたい場合にご使用ください。
その他オプション
これらのオプションをオンにすることで、該当オプションを提供したプランのみに絞ることができます。
SMSに対応した製品のみを調べたいときはSMS対応ボタンをオンにしてください。その他「音声通話(090, 080電話)」や「速度コントロール」「容量繰り越し」に対応した製品だけ絞ることができます。
用語説明
SMS
ショートメッセージサービス(SMS)です。電話番号だけでメールのようにテキストのやりとりが出来ます。現在ではコミュニケーションで使用されることはほとんどありません。
SMS機能付きが有効になるのは
- SIMに紐付けられた電話番号にアクセスするアプリ(LINE等)を使用可能にすること
- 本人確認が必要なアプリやサービスにSMSを使用するものがあるため、これらを利用する場合
- SMS対応品でないとスマホが圏外として認識してしまう問題を回避するため
です。1と3は結構重要で、LINEを使用する人はSMS付き または、音声通話のプランを選択する必要があります。
3は所謂「セルスタンバイ問題」といい、iPhoneやAndroidで音声通話やSMS非対応のSIMを使用すると圏外表示になるという問題のことです。圏外と言ってもネット通信はできます。電波を掴んでいるのに圏外と勘違いしてしまう問題なのです。圏外と勘違いしてしまうと、スマートフォンは電波を探すためアンテナ出力を強めます。そのためバッテリーが著しく減ってしまう場合があります。
最近のスマホはセルスタンバイ問題が発生しなかったり、セルスタンバイ問題があってもバッテリーが減りづらいようになってきています。古いお下がりのスマホや中古品を利用する場合は下調べを行った上でSIMを選択するといいでしょう。
速度コントロール
多くの格安SIMは月あたり、一日あたりに割り当てられた高速通信容量を消費して通信します。容量がなくなってしまうと、速度が著しく落ちてしまいます。速度コントロールは「わざと」低速にすることで容量消費せずにネットを楽しめます。主にIIJmio系列の格安SIMに提供されている機能です。普段は低速にして節約し、遠出した時にガッツリ使うというスタイルも可能です。
容量繰り越し
当月使わなかった容量を翌月に繰り越せる機能です。3GB/月のプランで1GB余らせた場合、翌月は3+1GB = 4GB/月 高速通信することができます。極端なこと言えば、当月ずっと低速で過ごしていれば翌月は6GB使うことができます。
3日あたりの通信規制
高速通信容量とは別に、3日あたりの通信規制を設けている製品があります。これは過剰な通信をしている人をターゲットにした措置ですが、一般的な使い方をしても引っかかることがあります。多くは3日あたり約366MB通信すると、数日間超低速モードになることがあります。
IIJ系列の製品は、低速モードでのみこの規制が適用されるので安心して高速通信が楽しめます。OCNでは3日間の通信規制が最近撤廃されより自由な使い方ができるようになりました。
規制の条件は非公開な場合がありますが、予め確認しておくべきでしょう。
まだ開発段階です
公開したにはしたんですがまだ足りないところがいろいろあります。機能追加や新しい要素を追加していきたいと考えていますのでよろしくお願いします。今後利用者が増加すれば測定サーバーを増強する予定です
是非測定結果をTwitterに上げてみてくださいね。
Bmemo SpeedTest:http://speedtest.bmemo.pw/
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