最近Mokiboを買った。Mokiboはキーボード表面がタッチパッドになっているBluetoothキーボードのこと
購入前にTwitterやYouTubeで具合を確認していて、どうもクセの強い商品なのは知っていたのですが、実際触ってみると予想以上にクセが強かったです。
具体的には「キー配置」「キーピッチ」「スクロール仕様」「iPadOSの未熟さ」です。やはりWindowsやmacOSと同じように操作することはできませんでした
ですが慣れでどうにかなる部分もありました。
スクロール仕様はかなりきついです。logicoolのTouch Keyboad Folioは純正キーボードと同様にジェスチャーや滑らかなスクロールができるようになっています。対してMokibo はマウス接続したような感じで、荒い分解能でスクロールし始めます。しかも慣性付きです。ちょっとスクロールしたと思いきや、なかなかスクロールせず重たい動作をすることがあります。
これは予想ですが、スマートコネクタを使用するしないで変わってくる可能性があります。例えば、Bluetoothでタッチパッドとキーボードを搭載した製品はことごとくスクロールがかくつくという欠点を抱えています。
これらの製品のスクロールは、マウスホイールをエミュレータしているだけなので、「一定の速さで指を動かすこと」と、「スクロールが止まるまで指を離さない」ことで対策できます。3本指のジェスチャーでもそうです。上記の2点さえ気をつけておけばそこそこ快適に使えます。
Logicoolのキーボードが正直最適解なのですが、私はタブレット状態で漫画を読んだり絵を描いたりするのでMokiboが必要に応じて使えるので最適解でした。
アップデートでどうにかして欲しいのですがOSの制約もありそうですし、日本代理店もアップデートの公開遅いしあまり期待できません。
ちなみにUS配列のキーボードは公式から6月のファームウェアを落とせるので、試しに日本語配列モデルに適用したのですがあまり動作に改善は見られませんでした。
なんだかんだ言っておすすめです。Mokibo